毎日、何気なく息をしていますが、禅でもヨガでも武術の鍛錬でも呼吸はとても重要です。筋トレにも呼吸法を活かしていらっしゃる場合もあるでしょう。
元気でいてね、元気でいるからね、と親しい間柄や知人との会話の中で自然と出てくるこの元気はどこからくるのでしょうか。
しっかり深呼吸をする事には呼吸筋が活用されて鍛えられます。息が長いは長生き(長息き)するとも言われています。武術や武道の鍛錬では数十年鍛えていくと心身は強くしなやかに柔らかい動きになっていきます。
日常生活に於いてこの呼吸力は様々に活かす事が出来ます。緊張してしまう癖が強い方やスポーツ試合や武道の試合、ビジネス、人間関係でも呼吸が深くなると自律神経系は安定してきます。
横隔膜が上がり過ぎると人は緊張してしまいます生物本能的にこの適度の緊張感は大事な面もありますが、過度の緊張が続くと病気を引き起こしたり、心の不調を引き起こしたりもします。
今は外出を控える事も多い時期ですが、自宅でも窓を開けて、落ち着いて3分でも良いので呼吸法を行ってみる事をオススメします。
1 鼻から息をゆっくり吸い、息を口からゆっくり吐きだします。
2 息を吐きだす時にお腹を膨らませて内臓をストレッチします。
3 これをゆっくり繰り返します。最初は3分位から始めましょう。
全身に新鮮な気が巡り身体がポカポカしてきます。全身に元気が行き渡るようなイメージを持ちながら行うと気血が整います。
巡りが良くなるとエネルギーが通りますので、元気になります。
元の気を引き出すのも呼吸力が関係しています。
呼吸力は実にありがたいものです。
ぜひ日常に取り入れて活かしてみましょう。
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