そもそも自己を前向きに意識的に肯定し続けられる事が出来ればそんな楽な事はないでしょう。
育った環境や現在置かれた環境によって蓄積された考え方や癖は生きていればあります。良く陥りがちなパターンとしては、マイナス思考を否定し過ぎて肯定感を高め過ぎようとしてしまう事です。
マイナスの感情や悲しみ、落ち込みなどは誰でも持ったり感じる自然な感情です。
それがあるからこそ、前向きになれたり周りの有難みがわかったりします。
現代ではひと昔前では出てこなかったり社会で浸透していなかった定義や言葉が知らずのうちに出て来ています。
言葉に意味づけをもたらすのは、それをどう感じるか捉えるのか所詮は個々の自由です。言葉や定義によってこうでなければならない事など存在しません。
ヒントや支えにする事は良い事です。しかし、それに振り回されたり、結果としてこだわり過ぎて意識し過ぎて窮屈になるのなら、今一度考え直す事も重要です。
人間生きていれば、様々な事がありますが、本当の答えは無理に求めなくとも生きていけます。
ネットの便利さは、上手に活用して周りと比較して疲弊する選択は本来必要ない事です。
自己肯定は、一歩間違えれば自分だけが正しいという概念になり、周りとの調和を乱す事にも繋がり兼ねません。
社会には様々な考えや生き方をしてらっしゃる方々がいると認めた上で、ご自身が健全な自己肯定をバランス良く鍛えたり、引き出していく事が大切です。
過度の偏りはご自身や周りを苦しめてしまうケースがありますので、少しでも自己や大切な方々が嬉しい気持ちになる事を心がけたいものです。
しっかり腑に落として学び実践に活かしていくと自己肯定感もナチュラルな生き方を支える素晴らしいツールとなります。