もう老舗という事もあり外のシートの看板の店名は擦り切れて消えている。
店内に挨拶をしながら入ると店主さんが出迎えてくれた。
もう現存しているものはマニアの方々しか所有していないであろう昭和レトロなオモチャが店内の棚に並んでいる。広い台の上には沢山の駄菓子が綺麗に並べてあった。
もうそれだけで子ども時代の楽しい思い出が蘇った。千本くじのようなくじを引いた。
オモチャの音が鳴る刀が当たった。店主の奥様も出て来てくれ会話は弾んだ。
どれもこれも子ども時代に馴染みのある駄菓子に最新の駄菓子まであり夢のような時間を過ごした。気さくで感じの良い店主さん御夫妻。昭和や平成の時代にタイムスリップしたような感覚。
いつからだろうか、純粋な気持ちを少しずつ忘れていたのは。
こんなに楽しい空間と時間をくれたオモチャ屋さんと御夫妻に感謝を告げ店を後にした。笑顔で見送って下さった。
また訪ねてみたくなる老舗オモチャ屋さんの探訪記でした。
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